ピボット機能付き液晶ディスプレイでマルチディスプレイを実現! ( Mac マルチディスプレイの設定方法 )
こんにちは ism です。
プログラミング超初心者の我が家の長男くんが Xcode を使って iPhoneアプリの開発を始めました。
ただ、分からない事だらけでググりながら開発している ( いや、まだお勉強中... ) ので、MacBook Air の 13インチの画面では使いづらい... (´༎ຶོρ༎ຶོ`) と。
そんな経験ありますよね。。。
パワーポイントでプレゼン資料を作成している時に色々と情報が必要になってググったり、エクセルで表を作成している時に関数が分からなくてググったりするものの、画面が小さいと行ったり来たりで使いづらい!作業効率めっちゃ悪い!
あるいは、そもそも何か資料を作る時は画面が大きくないとダメって人も。
そんなイライラの解決策として我が家ではマルチディスプレイを導入することにしました。
どうせなら画面が横にも縦にもなる回転機能付きの液晶ディスプレイにしてみよう!という事で、マルチディスプレイ導入の参考にしてください。
ピボット機能付き液晶ディスプレイの準備
ピボット機能付き液晶ディスプレイ
ネットサーフィンしているとたまに見かける縦置きのディスプレイ。
あれ、カッコ良いなと前から思ってました。
ところで、そもそもあれってどういう機能なの???どこのメーカーの製品なの???
調べてみると、画面が横にも縦にもなる回転可能な事をピボット機能と言うようです。
あ!!! バスケットボールのピボットと同じですね。ちなみに、ピボット ( pivot ) とは「 旋回する」とか「回転軸」とかいう意味です。
ピボット機能付きの液晶ディスプレイを探してみると各社メーカーから色々ありました。
モニターのサイズも 17インチから 30インチ以上まで様々。
我が家は長男くんの部屋の大きさ、と言うか、机の大きさ ( とは言っても、60cm × 110cm なので普通? ) から、19インチから 24インチぐらいまでのもので やっぱり安い方が良いので、2万円以内で予算設定。
ありました! 中でも iiyama 製品がピボット機能、ブルーライトカット、視野角が広いなどなど良さそうなので、ProLiteシリーズの 23インチ液晶ディスプレイを導入する事にしました。
Thunderbolt ケーブルの準備
MacBook Air と液晶ディスプレイを接続するために それぞれのインターフェースの規格を確認する必要があります。
Macbook Air 側インターフェース
「Apple マーク 」→「この Mac について」→「システムレポート」とクリックして行くと、ハードウェア , ネットワーク , ソフトウェアの情報が確認できます。
ハードウェアの中に Thunderbolt と言う表記があります。
これが液晶ディスプレイと接続するためのインターフェースです。
Thunderbolt と言われるこのインターフェースは、高性能なデータデバイスにも高解像度のディスプレイにも接続して使えるもの。
規格としては Thunderbolt 1, Thunderbolt 2 , Thunderbolt 3 とあります。
Thunderbolt 1, Thunderbolt 2 と Thunderbolt 3 では形状が全く違うのでさすがに間違うことはないですね。
Thunderbolt 1, Thunderbolt 2 は、以下の Mac 端末でサポートされています。
MacBook Pro ( 2011〜2015 )
MacBook Air ( Mid 2011 以降 )
Mac Mini ( Mid 2011 以降 )
iMac ( Mid 2011〜2015 )
Mac Pro ( Late 2013 )
Thunderbolt 3 は、以下の Mac 端末でサポートされています。
MacBook Pro ( 2016 以降 )
iMac ( 2017 )
iMac Pro
我が家の MacBook Air は 2015年製なので、Thunderbolt 1,2 対応のケーブルを準備すれば OK です。
液晶ディスプレイ側インターフェース
液晶ディスプレイ側のインターフェースを先ほど導入を決めた iiyama ProLite の製品ページで確認した所、HDMI , DVI , D-Sub とあります。
はて、HDMI と DVI だとどっちが良いのだろう??? 確か同じはず???と思いましたが、テレビやブルーレイ、ゲーム機などの接続で利用していて我が家では身近な HDMI を選択することとしました。
ゲームやグラフィックデザインが本職の方は、この辺にはこだわりがあるのかもしれませんが、我が家はマルチディスプレイを目指しているので そこそこの解像度で満足です。
Thunderbolt 〜 HDMI 変換ケーブル
それぞれの規格が分かったので、対応するケーブルを準備します。
Thunderbolt 〜 HDMI 変換ケーブルは安くて質の良いものが1,000円ぐらいで準備できます。
オススメは、MacLab. の Thunderbolt HDMI 変換ケーブル 1.8m ホワイト という製品です。
Apple 製品ともマッチする質感のコネクターだったりケーブルだったりします。
Mac と液晶ディスプレイの接続 , 設定 , 調整
ケーブル接続
Thunderbolt 〜 HDMI 変換ケーブルを利用して MacBook Air と液晶ディスプレイを接続します。
これは書くまでもないですね。。。
設置のイメトレ
横置きが良いのか縦置きが良いのかイメトレしてみました。(^_^)
実際の見た目はこんな感じです。
■ 横置きの場合
■ 縦置きの場合
うむ。。。どちらも良い感じです!!! \( ˆoˆ )/
ディスプレイ設定
続けて、MacBook Air でディスプレイ設定をしていきます。
①ディスプレイ設定画面を開く
「Apple マーク 」→「システム環境設定」→「ディスプレイ」とクリックして行くと、ディスプレイの設定画面が出てきます。
②配置を変えてみる
「 配置 」をクリックし、中央に出てくる画面をドラッグして配置したい場所に移動させます。
しっくりくるまで色々と試してみてください。
この時、縦置きだと液晶ディスプレイ側の設定画面がとんでもないことになります。
画面が90度回転しちゃってるので、上下左右がごちゃごちゃになってマウスを上手く操作できません。。。( 頭の切り替えが早い人はこの状態でも大丈夫! )
そういう場合は「 ウィンドウを集める 」をクリックしてください。
そうすると、内蔵ディスプレイ側の画面 ( 内蔵ディスプレイの後ろ側 ) に外付けディスプレイの設定画面を持ってくる事ができます。
その後、外付けディスプレイの設定画面をクリックして設定を続けます。
外付けディスプレイの設定画面の「 回転 」で角度を変更すると、縦置きで正常に画面が表示されます。
必要に応じて解像度の設定を変更してください。
③ミラーリングをオフ
マルチディスプレイにするために「ディスプレイをミラーリング」のチェックを外します。
設置調整
色々やってみたのですが、縦置きはカッコ良いのとスペースを有効に使えるものの、画面の上の方は目線が届きにくいです。
ディスプレイとの距離が近いのか、思った以上に首を上下させる必要がありました。
そこで我が家では結局 横置き、しかも袖机を利用する事でディスプレイを左側に配置する事になりました... (^_^;)
当初は 縦置き右側配置を想定していたのですが真逆になりました。
実際の所、見た目よりも使いやすさを重視ですね。
さらには、プログラミング超初心者な我が家の長男くんは学生でありますから、学生の本文である勉強スペースを確保するのが大事だ!という事でこうなりました。
これが最終形です。
( 写真の通り、机の左側にはしっかりスペースがあけてあります。 )
iPhoneアプリを開発するのに必要なモノたち ( Mac , iPhone , 液晶ディスプレイ , ついでにiPadも ) に登場してもらいました。
机が綺麗だと感じるかもしれませんが、今回の環境構築のために大掃除をした事は内緒です... (^_^;)
■ 回転機能 ( ピボット機能 ) 付き液晶ディスプレイで環境に自由度が広がる
■ Macbook との接続には Thunderbolt ケーブルが必要
■ 縦/横置き , 右左置きは実際に操作しながらの調整が必要
iPhone アプリ開発に必要なモノ
iPhoneアプリを開発するのに必要なモノたちはこちらです。